あなたのバイクを高く売る5つのコツ

あなたのバイクを高く売る5つのコツ

こちらでは、あなたのバイクをできるだけ高く買取ってもらう方法やコツを、5つのポイントに分けて紹介します。

1.純正のパーツを揃える方が有利な理由

純正のパーツを揃える方が有利な理由

出典:bikebros.co.jp

バイクに限らず中古品というのは千差万別で、2つとして同じ状態のものはありません。
それでも客観的な判断が必要とされる査定において、基準となるのは新品です。

それは状態だけの話ではなく、カスタマイズについても同様で、長く乗り続けていると、好や必要性に応じて、カスタマイズすることもあるでしょう。その際、価格が手頃な他社製品のパーツを使う人も少なくありません。

自分に置き換えて考えてみる

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これはあなたが中古バイクを買うことをイメージすると分かることで、カスタムに使われたパーツが純正品ではなく、さらにあなた好みではなかった場合、そのカスタムに価値を感じるでしょうか?
率直に言えば、そのために通常より高いお金を払おうと思えるでしょうか?

YESと答える人ばかりであれば、そのまま買取価格に反映されますが、現実的にはそうではない、つまり、高くしても買ってくれる人は多くありません。

そうなれば、買取価格は上がらないか、むしろ下がる可能性もあり、逆にノーマルであることに不満を覚える人は少ないので、買取の際は、その状態に近い方が有利なのです。

性能UPの場合は?

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ちなみに純正品でのカスタムで、性能が上がれば多少はよい方向に影響しますが、それも考え方は同じで、買う人が限られてしまう分、カスタムにかけたコスト分がそのまま反映されることは少ないのです。

ですから、できるならカスタムする際も純正パーツは残しておき、売る時は最初の状態に戻してあげた方が、バイクとパーツそれぞれの価値を、最大限に評価してもらえる可能性が高くなります。

2.洗車の大切さを甘く見ない!かんたんにできる方法も紹介

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出典:l-bike.com

説明するまでもないことですが、洗車をしておくことは大切で、これは「リスク」が関係しています。

汚いバイクから想定されるリスク

買取業者も、その後新たな購入者に売ることを前提に、バイクを買い取ります。

その際、元の持ち主があなたであることを、新たな買い主が知ることはなく、「その中古バイク店から買った」と認識します。
それが汚れていては信用が落ちるだけではなく、そもそも買ってもらうこともできないので、洗車やメンテナンスしてから販売します。

ただ、洗車によってキレイになるかどうかは、ある程度経験則で判断するとしても、やってみないと分からないことも多々あります。
そういう場合はキレイにできなかった時のリスクを考え、安くして売り切ることも想定して、買取価格を付けるのです。
つまりは買取価格が下がる…。

また頑固そうな汚れを見ると、手入れの悪さから、エンジンの調子が悪いなど他のリスクも想像できてしまうため、より不利になってしまいます。

かんたんにできる!バイク査定に有利な洗車のポイント

これで洗車しておくことの大切さは分かって頂けたかと思いますが、ではどのようにバイクを綺麗に洗車していけばいいのでしょうか?

まず押さえておきたい洗車のポイントとしては、洗う部位の素材別に使う製品や方法を変えることです。
合わない部分に洗車用シャンプーなどを使うことで、傷を新たに付けたり、サビを誘発することもあるので、これは最低限気をつけたいポイントです。

基本的に油汚れは、灯油やガソリンで拭けば簡単に取れるので、ホイール周りのオイル汚れなどはこれで十分でしょう。

塗装面については、十分に水をかけ汚れを浮かした上で、洗車用シャンプーを使うのが望ましいです。
たとえば、アルティシャインの「バイク専用豊潤シャンプー」は、コストパフォーマンスが高いと評判です。

スポンジや部位によってはマイクロファイバータオルなどを使って洗浄してください。

3.ワックスまでかければ、さらに好印象に

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洗車した後にツヤを出すためにワックスをかける一手間で、見た目の印象が大きく変わってきます。
売ってしまうバイクにそこまで手間をかけるのは・・・という気持ちは分かりますが、これまでお世話になったという意味だけでなく、洗車と同じく余計なリスクを感じさせないという意味でも、見た目の印象をよくしておくことが効果的です。

買取後のこと査定者の心理

単純にキレイな車体であれば、買取後にかかる人件費を抑えられるので、その分を引かれずに済むのです。

またプロとはいえ、査定員も人間です。手入れの行き届いたバイクに安い価格を付けるのは気が進まないものですし、「適当な額では売らないだろうな」という印象を与えられます。
信じがたいかもしれませんが、実際、他業界で鑑定士をしていた経験から、そういう場面も少なくないと言えます。

査定も効果的なワックスがけの方法

売ってしまうバイクとはいえ、汚れを落とした後は、ワックスやプレクサスなど、表面に皮膜を作ってくれるものでしっかりとコーティングするのがオススメです。

その際、手間を省きたいのであれば、ツヤ出しと汚れにくくする効果が一度に出るものを選ぶと良いでしょう。
例えば、栄技研から出ている「花咲かGワックス」は、塗装面を含む多くの部位に使用可能で、拭き取った後の光沢もしっかりと出るとのことで、価格が若干高めではありますが、用途の広さ、効果の高さから支持を得ています。

4.エンジンはかかりやすい状態にしておく

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査定の際には外見の状態に加え、実際にエンジンをかけて、動作を確認することになります。
ここで、エンジンがかかりにくいという事態になれば、その分のリスクがマイナスの要因となり得ます。

査定員が考えるのは、何よりリスク回避

仮にエンジンがかかりにくい原因がバッテリーの状態が芳しくないというだけであれば、本来それを変えれば済む話です。

ただ、そうであるという確証が得られないとなれば、「エンジンがかかりにくい状態」という情報だけで金額を出します。
その際は最悪エンジン自体の異常であるリスクも想定することになるため、本来よりも相当安くなってしまう可能性もあるのです。

もしそれが事前に分かっているのであれば、その旨を先に伝えておくことで、仮のバッテリーを用意してもらうといった手もあります。

もっと単純な原因で、冬場バイクに乗らない期間があるだけでも、エンジンがかかりにくくなるのはよくあることです。
それさえも上記のようなマイナス要因にならないとも言えないので、心配であれば前日にエンジンをかけておくだけでも効果があります。

いずれにせよ、高く売ることを考えるなら、エンジンは査定までにかかりやすい状態にしておくのがベターです。

5.査定額を“上げる”ためには交渉するしかない!?

ここまで紹介した4つは、いわば「悪い印象を与えないための方法」でした。
言い方を変えると、「マイナスにしないための方法」と言えますが、交渉は「プラスにするための方法」です。

多くの人が苦手とするところだと思いますが、これ以上に有効な方法はありませんので、ここでは、誰にでもできる交渉の手順をご紹介します。

買取交渉におけるたった1つのポイント

そもそも交渉が難しいと思うは、こちらの言い分を理論的に説明し、納得させる必要性があるとイメージするからかもしれません。

でも、交渉のポイントはたった1つしかありません。
それは、「では、いくらだったら売ってもらえますか?」という一言を言わせること、それだけです。

そのためには査定額が提示された後、売るでもなければ売らないでもない、煮え切らない態度を見せることになるのですが、それもこの一言で片付きます。
「分かりました。でも期待していた程ではなかったので、他と比較してみてもいいですか?」と。

当然、「分かりました」と引き下がることもないとは言い切れませんが、そこまで諦めの早い業者は、私が知る限りほとんどありません。

逆に「もっと何とかなりませんか?」と率直に言うと、最初から応じてくれることもありますが、コロコロ変えていては「最初から安く言ってるのでは?」と勘繰られることにもなるので、「うちは頑張っている」「どこも一緒です」などと説得してくることも多いはずです。

そこで、「期待していた程ではない」と感想だけを伝えて、バトンは向こうに渡してしまうのです。

何を言われても、たった一言で粘り続ける方法

時には「構いませんが、次も同じ価格になるとは限りません」などと不安をあおってくることもあります。
そんな時も「はい。でも、素人なのでこれが安いか高いか分からないのです」と返します。相手が何を言ってきても、大抵これ1つでOKです。

査定員:「今回かなり頑張って付けているのですけどね」(説得)

あなた:「そうだと思うのですけど、初めてなので安いか高いか分からないのです」

査定員:「ただ、相場というのは決まっているので、どこもそう大きくは変わりませんよ」(説得)

あなた:「はい、それでもこれが安い方なのか高い方なのかも分からないので」

査定員:「今日は査定が少なくて力を入れているので、次回同じ額は出せないかもしれません」(あおり)

あなた:「それは仕方ありませんね。でもこれ自体素人には安いか高いかも分からないので」

こうやって話が長引けば長引くほど、全く売る気がないわけではないけど、このままでは埒が明かないと伝わりますので、「では、いくらならいいですか?」というフレーズを、引き出しやすくなるのです。

「掛け合ってみます」と値段を聞かれずに進むことパターンもありますが、聞かれた場合はいよいよ交渉です。

上乗せは5~10%程度を目安に

最初にお断りしておくと、査定額が2倍になるわけではありません。

そもそも普通のバイクであれば、買取業者が売る価格の50%前後の買取価格にはなるので、2倍にすると利益がなくなります。
また50%は粗利でしかなく、人件費や運送費、店舗維持費などがそこから支払われるので、大きく削ることはできません。状態が悪くて買い叩いて来ているのでもなければ、5~10%上乗せできたら上々でしょう。

10万円だったら10万5,000~11万円に、バイク1台の買取コストは車種によって大きく変わるわけではないので、高額な車種ならもう少し上がることもありますが、上記がおおよその目安です。

交渉方法のまとめ

「交渉」と言うだけで苦手意識を持つ方は多いですが、まとめるととてもシンプルです。

  • 査定額を見て「期待通りではなかった。比較してもいいか?」と聞く
  • 返答に対して「でも、高いか安いか分からないので」と決め切れない理由を伝える
  • 「では、いくらなら?」と聞かれたら、提示額の5~10%上を言う

ただし、交渉に100%はありませんから、特に値段を上げられない理由を明確に説明された場合は、難しいと諦めることも必要です。

参考:時期について

最後にこの手のアドバイスでよく言われる、時期についての考え方をお話しして終わります。

型落ち直後は値段が下がる?

まず型落ち直後というのは、新しい型の車種に乗り換えが多くなるため、前のモデルを下取りに出すなど、その影響で全体的に在庫がダブつく可能性が高くなります。
そんな時期に査定に出すと、やはりそれも売れ残りというリスクを買い取り業者が懸念するため、通常より買い叩かれる可能性が上がるとされています。

しかし、それは最新車種がよほど高性能で革新的であればの話で、安い買い物ではありませんから、みんながみんな新車種に飛びつくわけでもありません。
販売を終了した車種がいまだに人気だったりするように、必ずしも新車種が影響を及ぼすとは言い切れないのです。

シーズンオンとオフについて

また同様の考え方で、ツーリングのシーズンオフとなる秋冬の時期は買取相場が下がり、逆に多くのライダーが乗りはじめる春夏の時期は、買取相場が上がると言われています。

これは確かに一理あるのですが、そもそも市場に台数が少ないバイクであれば、時期に関わらず欲しい人はいますし、逆に全員が信じて春先に売り出せば、買う人より売る人が多くなるので、相場、即ち買取価格は下がります。

結局は買いたい人と売りたい人とのバランスで、「そうなりやすい」とは言えますが、必ずしもそうではないということを知っておきましょう。

それでも1年越しは不利

時期については一概に言えないところですが、年式については明らかに影響を与える要素です。

年式が5年物から6年物になるだけで、市場価値は下がります。
シーズンオフだからと11月、12月に年明けを待つよりも、その時売っておいた方がいいこともあるのです。

時間は巻き戻せないので、判断しにくいところではありますが、納得できるなら売る決断力も大切です。

まとめ

以上、バイク買取において、高く売るためのコツを以下の5つでまとめました。

  1. 純正パーツをそろえる
  2. 洗車して余計な心配をかけさせない
  3. ワックスをかけて印象をよく
  4. エンジンチェックをしておく
  5. 交渉する

決してらくらくな方法ではありませんが、難しい方法でもありませんので、試してみていただき、ご報告いただけたら幸いです。


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